試合開始時に相手4人のブキを確認する
試合開始前に相手のブキ構成を確認しましょう。
・相手にチャージャーはいるのか?
・ローラーは何人か?
・自分より長い射程のブキは何人か?
・自分より短い射程のブキは何人か?
といった辺りを見るとよいです。
チャージャーがいる場合、相手の高台から見える位置にはあまり姿を現さないように立ち回る必要があります。
ローラーが多い場合、いつもより床を塗ることを意識しましょう。ローラーは床が塗られている程どんどん強くなるブキです。逆に床にインクが無ければ戦力が半減します。
自分より射程が長い、短いブキの把握は正面から撃ち合いになった時に攻めやすいのか逃げた方がよいかの判断材料になります。
シューター同士で相手の方が射程の短いブキしかなければ平地では圧倒的に有利に戦えますし、逆なら地形を利用してなんとかして相手の懐に入ることを考えないといけません。
開幕は3ルートに分かれる
ほとんどのマップでは、スタート地点(自陣リスポーン地点)から中央に進んで最短ルートで主戦場(エリアやヤグラ、ホコのある場所)にたどり着くルートと、右から迂回して中央に繋がるルート、左から迂回して中央に繋がるルートが存在します。
また、中央から敵陣深部(ヤグラやホコのゴール地点)までは大抵2つのルートがあります。
開幕はなるべく3つのルートに分散して進んだ方がよいです。
その理由は2つ。
・全員が同じルートを通ると、主戦場に着いた時に4人全員がまとまった位置にいるので全滅の危険性が高い
・左右の迂回ルートにインクがまったく塗られていない状態なので、次に迂回ルートを使う人が、マップ上で位置がバレバレになってしまう
どちらも割と致命的なデメリットです。少なくとも2ルートには分かれるようにしましょう。
全員が同じルートで進んだ場合、一応「局所的に人数有利になるのでキルしやすい」というメリットもあるのですが、全員同じ方向から攻めているので、相手に少し引いて戦われるだけでそのメリットがほぼ無くなってしまいます。
基礎編で説明した「生き残って塗り続ける」を意識できている相手だとそう簡単にキルは取れません。
深い位置まで相手を追いかけていると、迂回ルートから来た相手に挟み撃ちされる形になりますので、逆に不利になってしまいます。
スタート地点から味方がどの方向にインクを塗るかで各自の進みたい方向がわかりますので、同じルートに3人以上いるようだったら別のルートに振り返って塗り直してでも違うルートに分かれた方がよいです。
各ステージの中央までのルートは事前に確認しておきましょう。
マップを見る
マップを見ましょう。現在の戦況を把握できます。
というだけなら簡単なのですが、マップを見れない人にとっては
・マップを見るタイミングがわからない
・マップのどこを見たらよいのかわからない
という2点が難しいと感じることが多いようですので、この2点を解説していきます。
一番最初に覚えることは「自分がやられてリスポーン地点に戻った時」にマップ見るということです。
やられた後に自分を倒した相手がカメラに映っている段階で見始めてしまってもよいです。
この時見るべきポイントは、マップの色が変わる場所がどこで発生しているかです。
頻繁に色が塗り替わっている場所は味方と敵が撃ち合いをしている場所ですし、左右の迂回ルートなどで一方的に道のように塗られているところがあれば、裏取りをしているということがわかります。
戦線に復帰する前に、マップを見てどこで撃ち合いが発生しているのか、裏取りをされていないか確認しましょう。
慣れてくると、インクの塗られ具合で敵味方それぞれのおおよその位置がわかるようになります。
次に覚えたいのが、不利状況になった時などに「一旦引いて物陰に隠れた時」です。
相手をたおした後など、目の前に敵がいなくなった場合も一旦物陰に隠れてマップを見るとよいでしょう。
(ちゃんと物陰に隠れないと、潜伏していた相手に攻撃されることがあります)
ここでみるべきポイントは、テレビ画面に映っていない場所でインクがどう塗られているかということです。
撃ち合いが発生している場所も大切ですし、自分が逃げようとした時に使うルートがちゃんと自チームのインクで塗られているかもチェックしておきましょう。
マップを見ることに慣れてきたら、「開幕直後の移動中」にもマップを見ましょう。
開幕の動き方は床を塗って進むを繰り返すだけの簡単な動きですので、慣れればマップを見ながらキャラクターを移動させられるようになります。
このタイミングでマップを見ることで、相手がどのルートで攻めてくるのかわかりますし、インクの塗られた形で、どのブキがどのルートを通ってくるかもわかることが多いです。
中央に着く前にどのブキがどの位置から攻めてくるかわかるということはかなりのアドバンテージですので、ぜひとも慣れて自然に出来るようにしたいテクニックです。
インクの塗られ方で特に特徴的なのは、細くて長い直線になるのがチャージャー、一定の太さでムラなく塗ってあるところがローラーです。