デュアルスイーパーの特徴
デュアルスイーパーは
・そこそこ射程が長い
・そこそこ塗れる
・塗りながらの移動もそこそこ速い
・キル速度はやや遅め
といった特徴を持ったブキです。
どの性能を取っても各分野が得意なブキにはかないませんが、状況に合わせて色々な立ち回りが出来るのが特徴です。器用貧乏ともいう。
同じ射程のシューターにプライムや.96ガロンといったブキがありますが、この3種のブキの中では一番塗りが強いです。
スプラシューターや.52ガロンといったメジャーな前衛より長い射程を持ちながらそれなりに塗れるシューターはデュアルスイーパーだけですので、この長所を生かす立ち回りが基本になると思います。
デュアルスイーパーの立ち回り
カスタムと無印で少し動き方が違うので、以下は無印デュアルについてです。
デュアルスイーパーはキル速度は遅い反面メジャーなシューターの射程外から攻撃できるので、前線に上がってくるシューターを牽制したり防衛することが得意なブキです。
スプラッシュボムもあるので、射程3本~3.5本くらいの中距離の射程が一番得意な範囲です。
周りに敵の色のインクがあって相手に接近されやすい状況だとキル速度の遅さから不利な状況になりやすいので、自分から相手に向かっていくことはあまり得意ではありません。
前線を塗りつつ相手の進行を食い止めるというのが基本的な動き方になります。
遠くを塗れてスプラッシュボムでの牽制も出来るので、味方が戦っているところにサポートを入れる立ち回りも積極的にしていきましょう。
デュアルスイーパーのオススメギア
上記の立ち回りを踏まえた上で、立ち回りをさらに有利にするためのギアを考えます。
防御力アップ
相手の射程外やギリギリのラインで勝負をすることが多い&自身のキル速度が速くないので、防御力アップはかなり有効に働きます。
デュアルスイーパーの単発威力は28.0であり、いくら攻撃力アップを積んでも確定数を減らすことはできません。また、攻撃力アップを付けていなくても防御2,1までは確定数がずれないため、防御への対抗手段として攻撃力アップを付けるメリットもそれほどありません。
攻撃力アップで確定数がずらせない以上、対面で撃ち勝ちやすくするためには防御力アップで相手の確定数を増やすというのがひとつの解になります。
また、射程ギリギリで戦うときは、直撃ダメージが入ることばかりではなく、減衰したダメージが入ることも多いので、防御力アップを付けていると相手の攻撃を耐えられることが多くなります。
安全シューズ
相手の射程外で戦うことが多いことを考えると安全シューズは不要と思うかもしれませんが、これがあると撃ち合いに非常に強くなります。
常に相手の射程外で戦えるような理想的な動きを出来ることはあまりなく、特に複数人が前線にいる場合では不意に足元が塗られることも多いです。
足元が塗られてしまった時にとっさの回避が速くなりやられにくくなりますし、スリップダメージが減るので撃ち合い中は擬似的な防御力アップとしての効果も働きます。
前衛で戦うシューターにはほぼ必須となっている安全シューズですが、デュアルスイーパーも最前線に近い位置で戦うことが多いので、安全シューズは必須と考えてよいでしょう。
完全にサポート専門に徹するなら安全シューズは無くてもよいかもしれません。
ヒト移動速度アップ
デュアルスイーパーの撃ちながらの歩き速度は0.60と割と速い方です。これは.52ガロンと同じ速度であり、スプラシューターなどの短射程シューターよりは少し遅いですが、それ以外のブキよりは速いです。
なので、引き撃ちで相手の射程外に逃げながら攻撃するのは得意です。
ヒト速度1,1でスプラシューターとほぼ同じ歩き速度になるので、相手に付かず離れず適切な間合いをキープしたまま戦うことが出来るようになります。
またそれ以上ヒト速度を積んだ場合、相手に少し近づかれすぎても離れながら戦うことが出来るようになり、敵味方のインクが混在した荒れ場での戦いに強くなります。
ボム飛距離アップ
これがあるとサブのスプラッシュボムがかなり強化されます。
付ければ付けるほど射程が伸びるのはもちろんですが、射程の伸びに応じてボムの速度も上がるので、投擲から爆発までが早いスプラッシュボムではボム飛距離アップの恩恵を最大限に受けることが出来ます。
ボム飛距離を付けていない状態だとボムの飛距離はスプラシューターと同程度、爆発まで込みでデュアルスイーパーの射程くらいまで攻撃できます。
ボム飛距離をメイン1つ分付けるだけでデュアルスイーパーの射程と同じくらいまで投擲距離が伸びるので、相手の背後にボムを投げつつメインウエポンで挟み撃ちするという動きが出来るようになり、立ち回りの幅が増えます。
味方へのサポートでボムを使うことも考えると、ボム飛距離はメイン1つ分か、余裕があるなら2つ分くらい付けているとボマーとしての仕事がしやすくなります。
その他のギア
スペシャルのスーパーセンサーがかなり強いのでスペシャル系のギアも付けたくなるところですが、前線をキープしながら塗り、自分が死なない立ち回りをしやすくすることで結果的にスペシャルも使いやすくなるので、無理にスペシャル系を付けなくてもよいと感じました。
スパショのように抱え落ちするリスクも少ないのでスペ減も不要かと思います。
また汎用性の高いイカ速もあるとすごく便利なのですが、塗る場面が多い=ヒト状態の時間が長いこともあって、他のシューター程イカ速の必要度は高くありません。
デュアルスイーパーのギア構成
というわけで完成型のギア構成はこちら
安全シューズは確定。
防御は同ブキ対決やシャプマ、N-ZAPなどの確定数をずらせる1,5に。
スプラッシュボムはかなり強いサブウエポンなので、メインの射程と合わせて立ち回りやすいように1,1。
このくらい積むと、床転がしでボムを相手の背後に転がしつつメインウエポンと挟み撃ちにすることが出来るようになります。
ヒト速も欲しいのですが、ボム飛距離や防御力との兼ね合いで最低限の0,3。
メジャーなスプラシューター相手に引き撃ちしながら倒しやすくなります。
・・・というのは理想で、シグレニブランドのボム飛アタマorフクが無いので上記の構成はなかなか作るのが大変です。私はボム飛0,1の部分を妥協して使っていたりします。
この構成からサポート要素を少し減らしてタイマン性能を上げた構成はこちら
ヒト速を1,4まで積むとN-ZAPと同じくらい射撃中の移動が速いので、引き撃ちをしているだけでそうそう近づかれません。
またこのくらいのヒト速度があると相手の弾を左右に避けることもやりやすくなるので、正面からの撃ち合いに強くなります。
以上、私の立ち回りで使いやすい2つのギア構成の紹介でした。
動き方が変われば有用なギアも変わるので、ぜひ自分に合ったギアを見つけてください。